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ジャン・マリ・ギュスターヴ・ル・クレジオ [ブック]




緊急特番です(しかしながら、現在、次回記事「THE BEATLES SOLO YEARS」の構想を練ってる最中でとても余裕がないので、「引用」と「編集」でテキトーにに誤魔化しておきます…笑)

当blogの過去記事「アカデミー・フランセーズ」で大声援を送ったおかげで、ついにノーベル文学賞を受賞してしまいました

(以下、朝日新聞の引用です)
 スウェーデン・アカデミーは9日、今年のノーベル文学賞をフランス文学を代表する小説家ジャンマリ・ギュスターブ・ル・クレジオさん(68)に授与する、と発表した。
同アカデミーは「断絶、詩的な冒険、そして官能的な悦楽の作家。支配的な文明との枠を越え、またその裏をかいて人 間性を追究した」と授賞理由を説明した。賞金は1千万スウェーデンクローナ(約1億4千万円)。授賞式は12月10日、ストックホルムで開かれる。
     ◇
 40年、南仏のニース生まれ。両親ともにフランスからインド洋モーリシャス島に移住した家系で、父はイギリス籍、母はフランス籍。63年、軍隊か病院のような隔離的環境から逃げ出した若者の目に映る世界を詩的に描いた長編「調書」で、フランスの主要な文学賞のひとつルノード賞を受賞、衝撃の文壇デビューを飾った。
 「調書」に続く65年の短編集「発熱」、66年の長編「大洪水」の3作で、神話的な象徴性を帯びた独特の小説世界を確立した。以後、メキシコや日本など異文化圏への旅に啓示を受けて書いた長編「逃亡の書」や、パナマでの現地の人々との共同生活に題材を求めたエッセー「悪魔祓(ばら)い」などを精力的に執筆。一連の作品に、子どもや女性、貧困に苦しむ外国人など疎外された存在に対する共感を託した。その後の主な作品に歴史的時間とは何かを問う長編「砂漠」「黄金探索者」など。「偶然」「アフリカのひと 父の肖像」ほか邦訳多数。
 フランスとモーリシャスの国籍をもつ。アフリカで少年時代の一時期を過ごし、中米インディオ文化にも傾倒する。06年、39年ぶりに来日。東京のほか北海道や奄美大島などを旅した。(引用終わり)

↓写真は、若い頃のものに差し替えておきます(金髪長身ということで…ちょっとダリル・ホールに似ているかもしれません)
PIC00001.jpg
上記記事にもありますが、ル・クレジオは23歳でルノード賞を受賞(それに先立つゴンクール賞は、次点で惜敗)、「異邦人」のカミュ以来の輝かしいデビューと言われました

以下は使い回しです
PIC00002.jpg
調書 新潮・現代世界の文学

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集英社版 世界の文学 26 ソレルス/ル・クレジオ
「愛する大地」を収録

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海を見たことがなかった少年 モンドほか少年たちの物語 集英社文庫

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ロンド 白水社

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すばる 2006年5月号 特集ル・クレジオ「大陸」の終焉
特別寄稿「アマミ、黒い声、裏からの声」など収録

フランス人作家でノーベル文学賞受賞って、1985年のクロード・シモン以来だと思います
当blogの存続中に紹介できたのは、喜ばしいことです

今日の1曲
Amami 「郷愁の星」/Matia Bazar
YouTubeに動画が見当たらないので、代わりにこの曲を使用したCMを紹介しておきます
http://jp.youtube.com/watch?v=sNX-oONAgOw&NR=1
http://jp.youtube.com/watch?v=l2KYu5lx2rY

PIC00008.jpg メランコリー


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