さすらい人の歌

唐突ですが、久しぶりにマイ・チャートの発表です
これまでに2年分の年間チャートをカミング･アウトいたしましたが…

1988年→「環境大臣」　
1989年→「イム･ニン･アル」　

今回は、ぐ～んと遡って1974年です(歳がばれる…)
結構恥ずかしいものがありますが、まあ若気の至り…ということでお許しください

では、まず、恒例の前座、Billboard1974年のTOP20

1 The Way We Were / Barbra Streisand
2 Seasons In The Sun / Terry Jacks
3 Love's Theme / Love Unlimited Orchestra
4 Come And Get Your Love / Redborn
5 Dancing Machine / Jackson Five
6 The Loco Motion / Grand Funk
7 TSOP / MFSB
8 The Streak / Ray Stevens
9 Bennie And The Jets / Elton John
10 One Hell Of A Woman / Mac Davis
11 Until You Come Back To Me(That's What I'm Gonna Do) / Aretha Franklin
12 Jungle Boogie / Kool & The Gang
13 Midnight At The Oasis / Maria Muldaur
14 You Make Me Feel Brand New / Stylistics
15 Show And Tell / Al Wilson
16 Spiders And Snakes / Jim Stafford
17 Rock On / David Essex
18 Sunshine Of My Shoulder / John Denver
19 Sideshow / Blue Magic
20 Hooked On A Feeling / Blue Swade

続いて、日本の洋楽チャートですが、J-WAVEの「TOKIO HOT100」はもちろんまだ始まってるわけないので、代わりに文化放送の「オール･ジャパン･ポップ20」のデータで行きます
どうでもいいことですが、当時の洋楽ヒット･チャートってラジオ局ごとにバラバラでしたね(AJP20は、割と映画のサントラが強いチャートでした)
この辺りのこともいつか記事に書いて残しておきたいと思ってます
それにしても、AJP20の1967年5月第1週から1983年12月第3週までのランキングが残っているこのサイトはすごい、というか絶句です

1 バンド･オン･ザ･ラン / ポール･マッカートニー＆ウイングス
2 ジュガー・ベイビー・ラヴ / ルーベッツ
3 愛は夢の中に / カーペンターズ
4 ジェット / ポール・マッカートニー＆ウイングス
5 僕はロツクン・ローラー / ミッシェル・ポルナレフ
6 天使のささやき / スリー･ディグリーズ
7 マインド・ゲームス / ジョン・レノン
8 ロコモーション / グランド・ファンク・レイルロード
9 悲しみのロマンス / ミッシェル・ポルナレフ
10 ジャンバラヤ / カーペンターズ
11 燃えよドラゴン / ラロ・シフリン
12 ひとりぼっちのメリー / アート・ガーファンクル
13 初恋にボンジュール / アラン・シャンフォー
14 僕の瞳に小さな太陽 / エルトン・ジョン
15 パピヨンのテーマ / ジェリー・ゴールドスミス
16 エクソシストのテーマ/チューブラー・ベルズ / マイク・オールドフィールド
17 愛しのヘレン / ポール・マッカートニー＆ウイングス
18 トゥ・ビッグ / スージー・クアトロ
19 シャイニン・オン / グランド・ファンク・レイルロード
20 悲しみのヒーロー / ペーパー・レイスとヘイウッズの競作

さて、それでは、独断と偏見で(35年前のガキンチョが)選んだマイ・チャート、1974年の年間TOP20です

1 ジェット / ポール・マッカートニー＆ウイングス
2 涙の旅路 / バッドフィンガー
3 バンド･オン･ザ･ラン / ポール･マッカートニー＆ウイングス
4 ホワイ･オー･ホワイ / ギルバート･オサリバン
5 永遠の祈り / シスター･ジャネット･ミード
6 君に首ったけ / ラズベリーズ
7 グッバイ･イエロー･ブリック･ロード / エルトン・ジョン
8 オーバーナイト･センセーション / ラズベリーズ
9 懐かしのアップル / バッドフィンガー
10 僕の瞳に小さな太陽 / エルトン・ジョン
11 愛しのヘレン / ポール・マッカートニー＆ウイングス
12 ワイルド･ワン / スージー・クアトロ
13 デイトナ･デモン / スージー・クアトロ
14 さすらい人の歌 / リタ･クーリッジ
15 悲しみのロマンス / ミッシェル・ポルナレフ
16 ビッチ･イズ･バック / エルトン・ジョン
17 悲しみのセバスチャン / コックニー･レベル
18 1984年 / デヴィッド･ボウイ
19 真夜中を突っ走れ / ジョン・レノン
20 マインド・ゲームス / ジョン・レノン

東芝EMI(当時)が14曲を占めますが、気にしないでください(気づく方はいないと思いますが…笑)

…というわけで、この人の紙ジャケを手に入れちゃいました

フォール･イントゥ･スプリング　紙ジャケット仕様
9/23に発売されたばかりだというのに早くも市場から消えつつあります
意外な人気にちょっとびっくりですが…
考えてみたら、紙ジャケどころか初CD化(しかも世界初)だったんですね
ついでなんで言っときますが、ソニーの80年代名盤の紙ジャケ再発も、7月に出たREOスピードワゴンの「禁じられた夜」があっという間になくなりヤフオクなどで高値で取り引きされていたりして…(買い逃したので)困ってます

今日の1曲
Desperados Waiting For The Train 「さすらい人の歌」/ Rita Coolidge
オリジナルはガイ･クラークです(邦題は「汽車を待つならず者」)
リタのカヴァーは、もちろん上記のアルバムから
この曲は「洋楽B級･C級ヒット･シングル大全」も兼ねてます(第4弾)
なのでGoogle検索で確認してみたところ、「リタ･クーリッジ　さすらい人の歌」で208件のヒット、しかしこの曲が出てくるのはたったの1件だけ(！)でした

今回の紙ジャケでは「さすらい人の歌」という味のある邦題は使用されず、しかも解説には「『ホールド･アン･オールド･フレンズ･ハンド』、『ラヴ･ハズ･ノー･プライド』がシングル･カット」とあり、あれれ、この曲はカットされなかったんだっけ？と焦りましたが、「たった1件」のサイトでしっかり確かめることができました(どうもありがとうございます)
http://blogs.yahoo.co.jp/xqjng092/1892007.html
キング　A&M　AM-218　1974年7月発売　
初来日記念盤だそうです
YouTubeで動画も探しましたが、残念ながらリタの歌は出てこなかったので、こちらで我慢してください
http://www.youtube.com/watch?v=rJA4TGOAn98　
リタの元夫クリス･クリストファーソンが在籍したハイウェイメンのカヴァーです(他のメンバーは、ジョニー･キャッシュ、ウィリー・ネルソン、ウェイロン･ジェニングス…とカントリー界の神様ばかり)
こちらの方が重厚で「ならず者」にふさわしいのかもしれませんが、リタのサラッと歌う「ならず者」もなかなか捨てがたいです

コメント 2

モバサムさん、こんばんは。
残念ながら、35年前の「マイ・チャート」はありません＾＾;
Wikipedia「1974 in music」からリストアップしてみました。
（http://en.wikipedia.org/wiki/1974_in_music）

アルバム 10
# Bad Company - Bad Company (debut)
# Court and Spark - Joni Mitchell
# Dark Horse - George Harrison
# Feats Don't Fail Me Now - Little Feat
# 461 Ocean Boulevard - Eric Clapton
# Late for the Sky - Jackson Browne
# On the Beach - Neil Young
# Planet Waves - Bob Dylan
# Paradise and Lunch - Ry Cooder
# Walking Man - James Taylor

シングル 10
# "Band on the Run" - Paul McCartney & Wings
# "Can't Get Enough" - Bad Company
# "Help Me" - Joni Mitchell
# "I Shot the Sheriff" - Eric Clapton
# "Jet" - Paul McCartney & Wings
# "Mockingbird" - Carly Simon (with James Taylor)
# "Rikki Don't Lose That Number" - Steely Dan
# "Rock On" - David Essex
# "Sweet Home Alabama" - Lynyrd Skynyrd
# "Whatever Gets You Thru the Night" - John Lennon with the Plastic Ono Nuclear Band
（ABC順）

１曲選ぶとしたら〈I Shot the Sheriff〉か〈Help Me〉かな？
ビリ、ベリ、バリ、ボリッ！
‥‥ボクの美しい毛並みを隠している腰巻き（CD帯）を破く音。
by sknys (2009-10-08 21:22) 

sknysさん、コメントありがとうございます。
でも、後出しジャンケンで気取った(＝ひねくれた)アーティストを選ぶのはダメですよ。
ガキンチョの純な感性に戻って選びましょう。
小学生がジョニ･ミッチェルやニール・ヤング聞いてたら、とても気持ち悪くてイジメに会っちゃいます(笑)
リタのアルバムは、猫ジャケ展覧会にエントリーお願いしときます(そんなイベントやってなかったっけ？)
by モバサム41 (2009-10-09 02:57)