美人画の系譜 [アート]
お手軽新聞記事の引用です
朝日新聞より
「見返り美人」で有名な江戸初期の浮世絵師・菱川師宣の故郷、千葉県鋸南町の菱川師宣記念館で、投票による初の「美人コンテスト」が開かれている。
師宣から昭和の美人画家・伊東深水まで23人による美人画80作品から選ぶ。中間集計では大正期の鰭崎英朋の「伏姫之図」(写真右)が断トツ、深水の「化粧」(同左)が続く。
「浮世絵風の美人ではなく、現代に近い美人が支持されますね」と笹生浩樹学芸員。投票は2月13日まで。浮世絵美人の逆転はあるのか。(引用終わり)
菱川師宣が千葉出身で、その記念館が存在するなんて、全く知りませんでした…
ま、それは、ともかく
エントリーされているメンバーが豪華絢爛ものすごいことになっています
asahi.comを見ると、浮世絵師では歌川国芳、渓斎英泉、月岡芳年など
明治以降では、橋口五葉、鰭崎英朋、鏑木清方、竹久夢二、伊東深水…
80作品の頂点に君臨するのはどの美人画なのか?
はたして浮世絵美人の逆転はあるのか?
と固唾を飲んで見守ってまいりましたが…投票締切の2月13日ははるか彼方に通り過ぎて、集計もとうに終わっているだろうに、結果発表は全くなし
ジミ~なHPには、「美人画の系譜」展開催の告知が残るのみで、「美人コンテスト」については一片の痕跡もなし
ここまで思わせぶりな記事を載せたからには新聞にだって結果報告義務があるんじゃないの?とグチってみても、その後はいっさい知らん顔で報道なし
気になってネットで検索してみても、コンテストの開催に触れるブログ記事はあっても、結果については誰も教えてはくれません
宙ぶらりんで置き去りにされてどうにも納得がいかないのですが、せっかく期待して当blogを覗いていただいた訪問者の方々に私と同じ思いをさせるのも不本意で申し訳ない…
そこで、せめてもの償い、MobileSamurai41版「美人の系譜」を急遽発表しておきます
過去に当blogに登場した美人の歴々の再登場…ということで、見る前から既視感たっぷりですが、PC画面の見過ぎで疲れた目の保養には美女の鑑賞が一番
その見目麗しきお姿を、どうかとくとご覧あれ!
さて、トップは…
「GW中にやること その2(プライベート編)」
「キャンディ」
などに登場
「エッチの国のアリス」=キャンディ・クリスチャンに扮したエヴァ・オーリン
北欧(スウェーデン)産のロリータです
DVDは紹介済みなので、テリー・サザーン作の原典を
キャンディ 角川文庫版
そして、2003年にまさかの復活
キャンディ BOOK PLUS版
富士見ロマン文庫版(笑)もあるんですね、手に入れないと…
こんな立派なファンサイトまでできて、感無量です
やっぱりビートルズ経由でファンになる方が多いようです
続いて…
イニシャルB.B.(ベベ)、ブリジット・バルドー
「Initiales B.B.」
「ゲンスブールを歌う女たち」
などに登場
画像は、LD版「B.B.に夢中」の裏ジャケからスキャンしました
LDは、他に「B.B.スペシャル(今宵バルドーとともに)」も持っています
ブリジット・バルドーについては上記の記事で、顔(サンダーバードのペネロープ嬢も同じ顔)が時代遅れだなどと失礼なことを述べてしまいましたが、最近の女性のメイクなどを見ていると再びB.B.を志向しているのでは、と感じてしまうことがあります
いかがでしょう?
B.B.ときたら、対抗はJ.B.
ジェーン・バーキンです
「ゲンスブールを歌う女たち」
「ジュ・ゲーム・モア・ノン・プリュ」
などに登場
ま、どちらかと聞かれれば、B.B.派なんですが(笑)
なお、セルジュと共演した「ガラスの墓標」も持っています(LDですが)
ワンダーウォールもマスト・アイテムですが(ジョージ・ハリスンがサントラを担当したので)、未入手です
そして…
当時日本でも有名だったので、怪獣(宇宙人)の名前にも借用されてしまいました
「ウルトラマンマックス」
などに登場
シルヴィ・バルタン
あなたのとりこ~シルヴィ・バルタン・アンソロジー
もちろん、映画「アイドルを探せ」も持っています(LDですが)
それにしても、Irresistiblement 「あなたのとりこ」は名曲中の名曲です
なお、B.B.以降の3人はフレンチのくくりですが、実は、J.B.は英国産、シルヴィは東欧(ブルガリア)産で、相変わらずの多国籍軍団です
こちらは、生粋のフレンチと思ったら、実は北国カナダのモントリオール生まれだそうです
「レコジャケ展覧会」
「祝・6年ぶり国内盤」
「ミレーヌ・ファルメールⅠ」
などに登場
ミレーヌ・ファルメール
ミレーヌも生き馬の目を抜くショービズの世界を図太く生き残っています
でも、やっぱり国内盤が出なくなってしまったのは残念
これなんかは話題性十分だったと思うのですが…
Point De Suture
ミレーヌ人形は、ついに縫い目だらけになってしまいました
イタリアン・ゴシック・ホラーの絶叫女王ですが、実は英国産です
「血ぬられた墓標」
などに登場
バーバラ・スティール
なお、Wikipediaによると、後年バーバラはインタビューに答えて、もう二度と「くそ忌々しい棺に入ること」はしたくないとのたまったそうです
お気持ちよくわかります(笑)
そして、宿命の女(ファム・ファタール)「ルル」を演じて伝説と化したルイーズ・ブルックス
「Pandora's Box」
などに登場
「ルル」のDNAは、東洋の小国にも引き継がれました
奇跡です
「Pandora's Box」
「小夜子の魅力学」
などに登場
山口小夜子
小夜子と言えば、スティーリー・ダンです
100年前の花の都パリから…
「ベル・エポックの肖像」
などに登場
クレオ・ド・メロード
「聖なる怪物」サラ・ベルナールや「ドゥミ・モンデーヌ」カトリーヌ・オテロなどの強敵を抑えて堂々の選抜です
実は、彼女も純粋なパリジェンヌではなく、オーストリアの出身です
さて、MobileSamurai41版「美人の系譜」も残り枠あと一人です
ここまで、ロリータ×1、フレンチ×4、ホラー×1、サイレント映画×1、日本×1、ベル・エポック×1ときて、最後は英米音楽系からの選抜でしたが…
三女神が争った「不和の林檎」どころではありません
私のミュージック・ライフ史上、美女との遭遇はスージーQ(クアトロ)から始まって(笑)、オリビア・ニュートン=ジョン、リンダ・ロンシュタット…そして、プログレ3大女王のソーニャ・クリスティーナ(カーヴド・エア)、アニー・ハズラム(ルネッサンス)、ジェニー・ソレンティ(サン・ジュスト)…などなど
数多いる中からとても一人だけなんて選べるわけありません
無理にそんなことをしでかしたら、壮絶なバトル・ロワイヤルでトロイア戦争以上の大惨事、第三次世界大戦が勃発してしまいます
そこで、最後の1枠はあえて空席にしておきたいと思います
世界平和のためですので、皆様には何とぞご理解いただきますようよろしくお願い申しあげます
菱川師宣記念館の「美人コンテスト」
暫定第1位
鰭崎英朋(ひれざきえいほう)「伏姫之画」
今日の1曲
Bébé Le Strange 「ベベ・ル・ストレンジ」/ Heart
http://www.youtube.com/watch?v=UFR3lZU16js
ベベ・ル・ストレンジ
ハート宣言 紙ジャケット仕様
マガジン 紙ジャケット仕様
ハート 紙ジャケット仕様
バッド・アニマルズ 紙ジャケット仕様
美人は、とてもとてもはかないです
モバサムさん、こんばんは。
フレンチ・ロリータやセクシー・アイドルも数十年後にはオバさん化?
1. ヴァネッサ・パラディ(Vanessa Paradis 1972)
2. ジュディ・デルピー(Julie Delpy 1969)
3. マチルダ・メイ(Mathilda May 1965)
4. アリエル・ドンバール(Arielle Dombasle 1958)
5. イザベル・アジャーニ(Isabelle Adjani 1955)
「歌う女優」という括りで、フランス語圏から5人選出しました。
『白い婚礼』(1989)はLD、『殺意の夏』(1982)はDVDで
持っていますが^^;
by sknys (2011-06-18 01:27)
sknysさん、全仏選抜ありがとうございます。
アイドルにロリータで…sknysさんの性癖が再確認できました。
例の栞は、見つかりませんでしたか?
by モバサム41 (2011-06-21 22:32)