写真のエコール・ド・パリ [アート]
彼女の眼差しを避けることはできませんでした…
「写真のエコール・ド・パリ」展
Paris, Capitale de la photographie
1991年から1992年にかけて目黒区美術館などで開かれた写真展のカタログです
「エコール・ド・パリ」とは、20世紀前半、世界各地から芸術の都パリに集まり、明日の栄光を夢見ながらも貧しく悲惨なボヘミアン生活を送った画家たちのことですが、同時期パリを訪れ活動したのは写真家たちも同様で、彼らは「芸術」としての認知を求め、パリという地、そこに住まう人々をファインダーからのぞき、シャッターを押し続けました
何人かの作品をご紹介します
割と有名なものばかりです
ウージェーヌ・アジェ(1857-1927)
ザクレ=クールとサン=ピエール=ドゥ=モンマルトル 1923
アンドレ・ケルテス(1894-1985)
ポン・デ・ザール、パリ 1932
おどけたダンサー、パリ 1926
マン・レイ(1890-1976)
涙 1930
カサティ侯爵夫人 1922
エルヴィン・ブルメンフェルト(1897-1969)
濡れた布に覆われた女、パリ 1938
なお、カタログの表紙もブルメンフェルトの作品で、
ナタリー・パスコフ、ニューヨーク 1942
ブラッサイ(1899-1984)
霧、オブゼルヴァトワール通り 1934
マティスとモデル 1939
ハンス・ベルメール(1902-1975)
人形 1938
ベルメールには、過激な球体関節人形の写真が多数ありますが、今回は控え目にしておきます
アンリ・カルティエ=ブレッソン(1908- )
解放された収容所で、密告された女性から確認を受けるゲシュタポの情報提供者、デッサウ、1945年
ヴォルス(1913-1951)
アウシュヴィッツでナチに殺された女
エッフェル塔、パリ 1933
今日の1曲
Big Towne 2061 「ビッグ・タウン 2061」/ Paris
http://www.youtube.com/watch?v=TQXwdpgcIHI
ボブ・ウェルチ追悼盤として、彼が率いたバンド「パリス」とソロ作品の紙ジャケが出ています
揃えたいのですが、とても手が回りません…
パリス・セカンド~ビッグ・タウン2061 紙ジャケット仕様
訪問しました
by makimaki (2014-05-04 10:07)
makimakiさん、コメントありがとうございます
by モバサム41 (2014-05-05 01:57)