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FF 30th ANNIVERSARY [ゲーム]




朝日新聞6/10付からの転載です

FF世界に染まるヨコハマ
ゲーム発売30周年 市とコラボ
街中あふれる 多彩な企画・演出
横浜・みなとみらい地区が今月、人気ゲーム「ファイナルファンタジー(FF)」の世界に染まっている。発売30周年を記念して、発売元のスクウェア・エニックス(東京)と横浜市が連携して様々なイベントを展開している。
FFの第1作が発売されたのは、1987年。シリーズ化され、全世界で累計販売1億3千万本以上(ダウンロード含む)を誇る。同社の前身が横浜で発足したことや、FFに登場する港町が横浜の雰囲気に似ていることなどから、今回の企画が実現した。
目玉は、10、11の両日夜のプロジェクションマッピング。みなとみらいのランドマーク「ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテル」の壁一面に、映像を投影する。
8日夜、約12分間のリハーサル上映が報道陣に公開された。ヨットの帆の形をした壁面に投影された「光の戦士」たち。ファンにおなじみの召喚獣「バハムート」も登場し、横浜を舞台に激闘を繰り広げた。
FF14のプロデューサー・吉田直樹さんは「FFは日本から世界に羽ばたいたエンターテインメント。横浜に足を運び、街中にあふれるFFとの出会いを楽しんだり、普段とは違った横浜の魅力を感じたりしてほしい」と話した。
みなとみらい線・みなとみらい駅では、発車メロディーがFFのテーマソングに。東急東横線ではキャラクター広告をあしらった電車も運行中だ。シューマイで知られる崎陽軒でも、16日まで中華弁当がFF版の包装で売られている。

うちのブログでは「ゲーム」ネタも結構やっています
例えば…
あくまをころしてへいきなの?」では、
女神転生シリーズ
八犬伝ネタ」では、
里見八犬伝
新・里見八犬伝
少年アンガス…」では、
ドラゴンクエスト 少年ヤンガスと不思議のダンジョン
VSOP、XO、ナポレオン」では、
ナポレオン戦記
ランペルール
真田十勇士 vs. 里見八犬士」では、
真田十勇士
戦国SARAVAH」では、
戦国BASARA
三国志百態」では、
三国志
三國志Ⅱ
三國志Ⅲ
トロイ無双」では、
トロイ無双
Cruel Summer」では、
スウィートホーム The Famicom
ナイツ オブ ザ ラウンド」では、
ナイツ オブ ザ ラウンド
マジックソード
伝説のオウガバトル
It's alive!」では、
真・女神転生デビル・サマナー
デビル・サマナー ソウルハッカーズ
アンドロギュヌス二人」では、
新里見八犬伝 光と闇の戦い

おお、こんなにもあったんだ(笑)

そして、FFシリーズについては、ここでチラッと触れていました
All Time BEST?
それまでゲームなんて時間の無駄と考え、決して手を出さなかった私がゲーム地獄に堕ちてしまった経緯に触れたのですが、それは岩波書店の季刊誌へるめすNo.15に掲載された中村雄二郎教授の『かたちのオディッセイ』の第7回「幾何学と混沌 形象の彼方/根底にあるもの」の影響でした
以下、そこから引用しておきます

永い間、人々に語りつがれてきた〈光の伝説〉がある。地、水、火、風を司る四つのクリスタルがあり、それらが光リ輝くかぎり、この世界の平和は保たれる。そして、クリスタルの光が失われるようなことがあると、それを取り戻す使命を帯びた四人の光の戦士が現われる、と。今まさに四つのクリスタルが失われ、世界は闇に包まれている。空はよどみ、大地は荒れ果て、火山は狂ったように吠え立てている。すべては巨大な悪〈カオス〉の仕業である。人々は悲しみに暮れて、ただ光の戦士が現われるのを待ち望んでいる。
ここにおいて、城のある町コーネリアに、四人の光の戦士が現われる。しかし、クリスタルの光を取り戻すためには、彼らはこの広大な世界のどこかにあるクリスタルの祭壇を見出さなくてはならない。彼らの使命は、巨大な悪の手先で戦士たちの邪魔をする多数のモンスターを打ち倒し、賢者たちの教えを受けて謎を解き、地・水・火・風の四つのカオス、さらにはそれらの親分である〈真のカオス〉を退治することである。そこで彼らは、三つの大陸から成る広大な世界を走破する、長い冒険の旅に出掛けていくことになるわけだ。
このように『ファイナル・ファンタジー』は、物語としては簡単であるけれど、四人の戦士にはいろいろな性格付けと身に付けられる多様な能力や武器や魔術があり、またそれに対応して、モンスターの側でもいろいろな攻撃力を持っている。だから、ゲームとしてはなかなか複雑である。そして、最後に〈真のカオス〉が退治されて、その姿が解体し消えていくところは、なかなかドラマティックである。が、今ここで私が問題にしたいのは、下級のカオスであるモンスターたちの形姿(イメージ)である。
そのまえに、モンスターたちの種類と数に触れておくと、それらは、次のようなものから成っている。すなわち、化けものトカゲのリザードやその仲間で炎を吐くファイア・リザード、水中怪物サハギン、化けものサメのシャーク、大目玉の怪物ビッグアイ、巨人のオーガやオーガ・チーフ、大蛇のアナコンダやシースネイク、人身牛頭のミノタウロスやミノタウロスゾンビ、頭髪が蛇で見る者を石化するメデューサ、巨大なムカデのアンクヘッグやレモラーズ、地霊の怪物アース・エレメント、毒グモのブラック・ウィドウやタランチュラ、背中に翼を背負ったライオンのスフィンクス、体中が硬い甲羅で覆われた砂漠の怪物バレッテ、胴体と尾が蛇の雄鶏コカトリスとその同類ピロリスク、多頭の蛇のヒドラ、杖を持った地下の怪物ピスコディーモン、一角獣の怪物クレージー・ホース、等々、かたちも色彩もとりどりに百二十種類以上にも及んでいる。
言うまでもなく、これらの怪物のイメージは、その源泉を古今の怪物図鑑から直接、間接にヒントを得て、コンピュータ・グラフィックの技術によって描かれたものであり、つまりは博物的な渉猟とデジタル的な幾何学的方法の合体の所産である。つまり、これらの多種多様な怪物は、古来の人々の想像力の産物がコンピュータ・グラフィックによって、自在に再創造されたものなのである。その関係を私はたいへん興味深く思った。

何もそこまで詳細に(モンスター名まで羅列して)説明しなくても良かろうにと思ったものです(これってもしかして字数=原稿料稼ぎ?…笑)
さらに『ファミコン通信』1月8・22日合併号とじこみスペシャルのファイナルファンタジー攻略マニュアルから24体ものモンスター(スケルトン、ブラッディボーン、ビッグアイ、ギガースウォーム、クロウラー、グリーンスライム、グレイウーズ、コブラ、ガーゴイル、ホーンドデヴィル、オーガ、オーガチーフ、オーガメイジ、ハイエナドン、ヘルハウンド、キティタイガー、サーベルタイガー、バンパイア、アースエレメント、ファイアー、ホワイトドラゴン、ドラゴンゾンビ、レッドドラゴン、ブル-ドラゴン)を挿絵として紹介するに及んで、中村教授がそこまで猛烈プッシュされるからにはやらずばなるまいっと早速魔界に足を踏み入れ、その後は怒涛の勢いでのめり込んでしまいました

FFシリーズについては、もう一つ、この記事でも触れています
いばら姫
FFのデザイナー、天野嘉孝がエドワード・バーン=ジョーンズの影響を受けていると大胆な仮説を展開していました

今日の1曲
FF用語集には必ず登場する名台詞を再度引用しておきます
ヒルダ「あいことばは【のばら】です。よくおぼえておくのよ。」
FINAL FANTASY ⅡThe Rebel Army 「反乱軍のテーマ」 1988年
https://www.youtube.com/watch?v=K6v3dvNLNvA

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ファイナルファンタジーⅡ
RPGの最高傑作です
同志がバタバタと死んでいき、プレイヤーをどうしても泣かせようとするのが難点ですが(笑)

ff4'.jpg
結局、Ⅵまでやってしまいました(笑)

今日のもう1曲
これもやらずばなるまいっ…でしょう
FFⅧの主題歌です
Eyes On Me 「アイズ・オン・ミー」/ Faye Wong 1999年
https://www.youtube.com/watch?v=KDGMU6sdVBE
オリコン洋楽シングルチャートで19週連続1位を記録したそうです
でも、これは…洋楽ではなく、ただの歌謡曲だよな
ff8'.jpg ff81'.jpg
Eyes On Me featured in FINAL FANTASY Ⅷ



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