SSブログ

マイケル・ハッチェンス [ミュージック]

追悼記事が続きます


マイケル・ハッチェンス

オーストラリアのロック史上最も悲劇的な事件と言われたINXS(インエクセス)のマイケル・ハッチェンスの首吊り自殺があったのは1997年の11月22日
あれからもう8年が経過したわけです
あらゆる死が理不尽なものですが、この人の自殺ほど理不尽さを強く感じたことはありません
一時の爆発的な人気は納まりつつあったものの、バンドはまだまだ無限の可能性を秘めていたはずです

自殺の真相は…結局わかりません
噂では、事件当日マイケルは電話で誰かと怒鳴りあっていたとのこと
そして、その相手というのが彼とは因縁の関係にあるボブ・ゲルドフだったとのこと
(何が因縁かと言うと、マイケルはボブから奥さんのポーラ・イエーツを奪った、そのため子供の養育権争いに巻き込まれていたらしい)
事件後、ポーラは生きる気力を失ったのか、後を追うように死んでしまいます(直接の死因はドラッグ)
残された、マイケルとポーラの愛娘タイガー・リリーちゃんは、結局ボブに引き取られます

ボブ・ゲルドフも元々嫌いじゃないんですが
ブームタウン・ラッツでI Don't Like Mondays「哀愁のマンデイ」歌ってたころは好きだったし、映画「ザ・ウォール」ではそれなりに頑張ってたと思うし、何よりもLoudmouth、人望あるみたいでライヴ・エイド主催しちゃって、さらにはSir付きで名前を呼ばれるようになったときにはホントにビックリしたものです
でも、マイケルと比べちゃうと、カリスマ性では遠く及ばないもんな~
今年、ライヴ・エイトがらみでまたボブ・ゲルドフの名前を聞いたときには、複雑な思いがしましたよ
「外道め、また出てきやがった」って…(笑)

マイケルに話を戻しましょう
彼こそは、ジム・モリソンの正当たる後継者
存在感に満ち溢れていて、電撃が走るほどセクシーで、それでいて穏やかで知的で
でも、その早過ぎる死まで模倣しなくてもよかったのに…


モア・キック
X
ホエアエヴァー・ユー・アー
フル・ムーン・ダーティー・ハーツ
グレイテスト・ヒッツ
エレガントリー・ウエイステッド
スーサイド・ブロンド(7トラックス)
バイ・マイ・サイド(4トラックス)
ザ・ギフト

今日の1曲
Never Tear Us Apart「ネヴァー・ティアー・アス・アパート」/Inxs



nice!(6)  コメント(12)  トラックバック(4) 

nice! 6

コメント 12

捨て曲なしのバンド。
ただ“イリジナル・シン”のビデオはかっこ悪いな〜。いくら日本的なものをという本人の希望があったにせよ、電飾のトラックとかはどうかと思う。
by (2005-11-23 09:27) 

モバサム41

gackさん、はじめまして。
特にアルバムの1曲目が、必ずギミックなしのストレートなロックでカッコ良かったな~
「オリジナル・シン」って、聖書の「原罪」ですよね。
by モバサム41 (2005-11-23 09:59) 

masa63

もう8年も経つんですか。
このニュースを聞いたときは驚きましたね。
良いヴォーカリストだったのになぁ・・・・
by masa63 (2005-11-23 22:57) 

モバサム41

そうですね。
tanamasaさんも「原罪」を償った方がいいですよ(笑)
by モバサム41 (2005-11-24 00:34) 

りでぃあ

INXS、お小遣いためてLP買って、聴きまくってました。
マイケル・ハッチェンス・・・本当にかっこいいボーカリストでしたね。
あれからもう8年か・・・。
一度でいいから生でライブ観たかったです。
by りでぃあ (2005-11-25 01:21) 

モバサム41

りでぃあさん、どうも。
そうですね、男から見ても、カッコ良かったです。
by モバサム41 (2005-11-25 08:08) 

うつぼ

モバサム41さん、トラックバック有難うございます。
マイケル・ハッチェンスが21世紀にどういう音楽を作っていたかなあ、一度はライブを観たかった、と今更ながら思うときがあります。
by うつぼ (2006-01-03 19:53) 

モバサム41

そうですね。
映像も残っていますが、ナマが見たかったです。
by モバサム41 (2006-01-03 20:21) 

mon mon

この間NG言葉を出して、送信不可にした者です。こっちの奥様雑誌はやや行き過ぎて素直に和訳したらNGでした。ポーラはボブと付き合った時は17歳のブームタウン・ラッツのグルーピー、若さの勢いで結婚したけれど幸せではなかったようです。ボブは社会的評価は高いし、マドンナが尊敬してると言ってましたが、乳母付きの上流階級出身で愛が欠落した家庭から来たポーラから見れば、息苦しく口うるさい夫だったようです。最初のデートでBlow Jobをしてボブのお気に入りに。その後美貌の為モデルとして有名になるのですが、アイルランドの貧しい父子家庭出身のボブとは何もかみ合う所なし。でもマイケルの事は本当に愛していたみたいです。
by mon mon (2006-01-24 18:21) 

モバサム41

私の知らない間にNG言葉を連発されてたんですね(笑)
へ~、Blow Jobと言うんですか?
私はてっきりLip Serviceと言うのかな~と思ってました。
一つ利口になりました(笑)
by モバサム41 (2006-01-24 23:25) 

mon mon

あとタイガー・リリーはそういう名のお花が存在します。あとルパートというイギリスの絵本にその名の中国人の少女がいます。多分ポーラはその絵本が好きだったんじゃないでしょうか?あとFはラテン系の単語で英語じゃない。Blow Jobが一般的。Fの言葉をはじめてアメリカ人が聞いたのはチャップリンが幼な妻と離婚した時の裁判所においてだそう。何のことだろう・・と辞書を人々がひもといたのが始まり。
by mon mon (2006-01-27 18:12) 

モバサム41

mon monさん、情報ありがとうございます。
タイガー・リリーってのは、そういう花の名前だったんですね。
「鬼ゆり」って感じです。
F(笑)の由来は、チャップリンでしたか…って法廷で暴露合戦でもやらかしたんですか?
by モバサム41 (2006-01-28 08:39) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 4

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。