Madame Edwarda [ブック]
オークションやりくり日記 何日目だか忘れた…
「改訳決定版 マダム・エドワルダ」 奢霸都館 1998年
ピエール・アンジェリック(ジョルジュ・バタイユ)作
生田耕作翻訳
金子國義挿絵
定価5,000円+税 → 相場9,800円 → 落札価格1,910円+送料300円
これで、奢霸都(サバト)館の本が2冊目となりました
めでたし、めでたし
ちなみに、1冊目はマンディアルグの「ビアズリーの墓」でした
「接吻して!」
「だけど」おれはたじろいだ。「人前でかい?」
「もちろんよ!」
おれはふるえた。彼女を見つめた。平然と、いともやさしく微笑みかけられ、おれの体を戦慄が走った。けっきょく、おれは、跪ずき、よろめきながら、生なましい傷口に唇をおしあてた。裸の太腿が耳を撫でた。波のうねりが聞こえるようだった。大きな貝殻に耳を寄せると、こんな音がするものだ。淫売屋の場違いな雰囲気のなかで、さらに周囲を取り巻く喧噪のなかで(おれは息づまる思いだった、真っ赤になって、汗をたらし)、おれは奇妙な宙づりの状態に置かれていた、さながらエドワルダもおれも、海を前に嵐の闇の中に踏み迷いでもしたように。
ついでに再度掲載しておきます
「マダム・エドワルダ」 角川文庫版
「閉ざされた城の中で語る英吉利人」 中公文庫版
これだけだと、変態度ばかり高くなるので、アリスも掲載しておきます
「鏡の国のアリス」 新潮文庫版
さて…
やはり、すっかり遅くなってしまいましたが
昨年3月、金子國義がお亡くなりになりました
ここに謹んで ご冥福をお祈り申しあげます
今日の1曲
Opera / マダム・エドワルダ
https://www.youtube.com/watch?v=d3D3TC8pRzo
こんなバンドがかつて日本に存在したなんて知りませんでした
イントロはなかなか雰囲気あるのですが、ヴォーカルが入ると…笑ってしまいます
ヒステリックな侯爵夫人
P.S.
結局、調べました…
オークションやりくり日記
1日目 ミック・ロック写真集「ブラッド&グリッター」
2日目 ミック・ロック写真集「ROCK'N'ROLL EYE」
3日目 フー・ファイターズ「グレイテスト・ヒッツ:完全無敵盤」
4日目 「デモンズ・クロニクル フィギュアブック」
5日目 「フェルナン・クノップフ 記念切手シート」
6日目 クリアライト「クリアライト・シンフォニー 紙ジャケット仕様」
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