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THE INEVITABLE END [ミュージック]




「最終作」でやっと巡り合えたなんて、奇遇としか言いようがありません

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ロイクソップ 「ジ・インエヴィタブル・エンド
北欧エレクトロの至宝、ロイクソップが贈るラスト・アルバム
ポップとユーフォリアを融合させた至高のエレクトロニック・シンフォニーが映し出す“避けられない終わり”

エレクトロ系は、ヴォーカルに致命的弱点を抱えるケースが多いのですが、このユニットの場合、強力なヴォーカリストを外注(=フィーチャリング)することで、エモーショナルな部分もしっかり補填、リスクを難なく回避できています
すっかり世俗化してしまったEDM とは一線を画し、ダークさを深化させたこの「到達点」は、エレクトロ残党の中でも最強の証し…になるかもしれません

今日の1曲目
Monument 「モニュメント」/ Röyksopp & Robyn
https://www.youtube.com/watch?v=6c-RbGZBnBI
スウェーデンの女アンドロイド、ロビンとタッグを組んだこの曲は、やがて襲来するエイリアンとの対決が激戦になる予兆を感じさせます
なお、アルバムには、ギミックがより過剰なT.I.E Version で収録

今日の2曲目
Running To The Sea 「ランニング・トゥ・ザ・シー」/ Röyksopp
https://www.youtube.com/watch?v=eaGpdhienMk
この曲は、北欧の妖精、スザンヌ・サンドフォーの声に尽きるでしょう
彼女の声は、まるで鋭利なナイフのようで、凍てついた空気を切り刻みます
彼女はビョークのバック・コーラスも務めているそうで、ビョークの目利きぶりはさすがです

今日の3曲目
Do It Again 「ドゥ・イット・アゲイン」/ Röyksopp & Robyn
https://www.youtube.com/watch?v=btBSxtKzF6Q
ロビンの颯爽とした歌声は、エナジー・チャージの効果抜群
たとえ何度失敗したとしても、次こそはと立ち上がる勇気を与えてくれます
なお、アルバムには、メランコリックなRYXP Version で収録

蛇足ですが、アルバムのライナーによると、この曲は全米14位まで上昇し、それまでa-ha が持っていたノルウェー出身アーティストの最高記録を塗り替えたとありますが、これは明らかに間違いでしょう
a-ha の「テイク・オン・ミー」は1985年の全米No.1ヒット(年間チャートでも10位)ですから

なお、これも蛇足になりますが、当ブログに関しては、さしあたって終わる予定はありません(笑)


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