仮面ライダー響鬼

ライダーシリーズの中では、かなり異色の作品ですよね
(と言っても、今まで｢ファイズ｣くらいしかまじめに見てなかったのですが)
・全くライダーらしくないデザイン
・純和風のテイスト
・主人公が若手新人イケメン俳優ではない
マンネリ化の打開としては妥当なのかなと思いつつも、ちょっと違和感を感じてました
特に、最後の、主役が新人イケメンでないという点に(笑)

が…
今頃やっと気づきました
今回の真の主人公は、明日夢少年だったんですね(←主題歌で気づけ)
少年の成長物語=ビルディングス・ロマンだったんですね

ま、ビルディングス・ロマンというと、文学ではゲーテの｢ウィルヘルム･マイステル｣とかロマン･ロランの｢ジャン･クリ｣といった大古典がありますが、現代ではなかなか成立しにくくなっているジャンルでもあります
(語り尽くされてしまったため、また、生きること自体は昔と比べてたやすくなったため、ニーズがない? さらに、作者も自信を持って生き方を提示できなくなっている?)
｢響鬼｣が、現代という混迷の時代の中でどんな新たな成長物語を描いてくれるのか、楽しみです

ところで、話変わって、
｢響鬼｣に出てくる敵モンスター=魔化魍ですが、
｢奥久慈のイッタンモメン｣、｢下野のヌリカベ｣…
ん?
こ、これは……コナキジジイ、スナカケババア、ネズミオトコも出ますね
で、ラスボスは、キタローですか?
でもって、真のラスボスは、メダマオヤジ、いや、ミズキさんかな?

P.S.ジャガーさんは、オリコン133位だそうです
この人も、ある意味、妖怪に近いかも…
ファイト!ファイト!ちば! [MAXI]/ジャガー