ベルギー象徴派展 [アート]
遅ればせながら、Bunkamuraザ・ミュージアムで開催中のベルギー象徴派展に行ってきました
私の美術に対する趣味は非常に限られていて、守備範囲は世紀末美術(大陸では象徴派、英国ではラファエル前派からビアズレーまで)のみです
で、教科書的な解説をしておくと、美術史におけるメインストリームはあくまで印象派であり、それに対するアンチテーゼとしてひっそりと出現するのが象徴派ということになります
印象派が目に見えるものを忠実に(あくまで主観的にですが)描写しようとするのに対して、象徴派はその裏に潜むもの、目に見えないものを描こうとします
で、今回のベルギー象徴派展ですが、クノップフやデルヴィル、ロップス、フレデリックといった常連さんの作品と久しぶりの再開を果たすことができました
が、しかし…ガ~ン、代表作がな~い
クノップフといったら、これでしょ
「愛撫」Des caresses
あとは、「私は私自身に扉を閉ざす」I lock my door upon myselfとか
(画像はこちら(すごいサイトです)↓)
http://www.ne.jp/asahi/art/dorian/K/Khnopff/Khnopff.htm
デルヴィルももっと大作があったよな~
う~ん、なんとなく消化不良
というわけで、満足度は…50%でした
今日の1曲
Just Like Belgium「ジャスト・ライク・ベルギー」/Elton John
ザ・フォックス/エルトン・ジョン
こんにちはー
>私の美術に対する趣味は非常に限られていて
この言い回し、かっこいいですね!
by (2005-06-05 23:07)
コメントありがとうございます。
そう言われると、リアクションに困ってしまいますが、
まんざらでもない(死語)気分です。
by モバサム41 (2005-06-06 01:17)
私の一番好きな画家はクノップフです。
「私は私自身に扉を閉ざす」すきですねぇ。
by Toshi (2007-09-16 20:49)
Toshiさん、コメントありがとうございます。
現役アーティストの方にそんな風に言っていただけると、とても心強いです。
象徴派って人気があっても、素人だけ(腐女子の方々とか)が騒いでるってイメージがありましたから…
by モバサム41 (2007-09-17 01:30)