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文化人デヴィッド　[ミュージック] [編集]

突然更新ペースが上がりましたが、やる気になったわけでは決してありません(笑)
3月のボツねたを思い直してアップしてるだけのことです

さて…
すっかり岩波朝日文化人としてのオーラが漂い始めた(?)デヴィッド･シルヴィアンですが、新作発表に合わせて来日、インタヴューに答えてくれちゃいました

以下、朝日新聞から引用、3月8日の記事(古すぎ…)

黙秘を続けるシルヴィアン容疑者(記事内容とは一切関係ありません)

元ジャパンのデビッド　新トリオでアルバム
「自分を進化させる」

　元ジャパンのデビッド･シルビアンが新プロジェクト、ナイン･ホーセスでアルバム「スノー･ボーン･ソロウ」を出した。弟スティーブ･ジャンセン、作曲家バーント･フリードマンと組んだトリオで、過去にとどまらない音楽的な実験を続ける。
　暗く深いデビッドの歌声が印象的な「ワンダフル･ワールド」でアルバムは始まる。「ビルが崩れ落ちる時も、世界は美しい」と歌う歌詞は9･11を暗示する。「困難な苦悩の時代を私たちは生きています。それでも、共感と寛容は、否定的なものへの対抗軸になるし、実際、世界は美しいではありませんか」とデビッドは語る。
　ジャパンでは音楽的に真摯（しんし）な面が看過されたきらいもある。「音楽で重要なのは、感情を解き放ちたいという個人的なニーズ。成功するか失敗するか分からないという地点でそうすることが、自分を進化させる。自分はポップミュージックをしているつもり。みんなが思っている『ポップ』の風景を、拡張するようなポップです」

(引用終わり)

asahi.comにも記事あり↓
http://www.asahi.com/culture/music/TKY200603080294.html

いや～、実にいいこと言ってるじゃないですか～
常に前を向いている、というポジティヴな姿勢が伝わってきます
そろそろ隠居生活に入ってもおかしくないお年頃なのに…
また、「ロック」ではなく「ポップミュージック」と言い切ってるのも潔いかな
ロック幻想は持ってないってことですよね(かつて若気の至りでロックこそすべての音楽に君臨するもの、と考えたこともありましたが…ん、それって私だけ?)
しかも、その「ポップ」を反復するのではなく、拡張するとまで言っちゃってます…うんうん

そんなデヴィッドの真摯な姿勢に敬意を表すべく(?)、私もマイ･ライブラリーを探ってみましたが…

JAPAN/エクソサイジング･ゴウスツ(1枚組)
JAPAN/ベスト・セレクション
ＪＡＰＡＮ/シングルズ
 JAPAN/アセンブラージュ(欧州オリジナル仕様紙ジャケ)
デヴィッド･シルヴィアン/エヴリシング&ナッシング
 坂本龍一+デヴィッド･シルヴィアン/禁じられた色彩
あれ? うちには、編集盤しかない…
当ブログの準主役級とも言えるデヴィッドがこんな扱いとは…

こんなはずではなかった～とアナログ盤も探してみましたが…

やっぱり、編集盤…しかも、「アセンブラージュ」1枚きり…

アハハ、そうだった、そうだった
JAPANは、なんといってもアリオラ･ハンザ時代(本人は忌み嫌ってるようですが…)
もっと極論すれば、「クワイエット･ライフ」と「ライフ･イン･トウキョウ」の2曲さえ聞ければOK…
な～んて思ってたりしたんでした
ま、今も変わんないけど…
JAPANの音楽的に真摯な面を看過していたのは…私でしょうか?

罪滅ぼしのための、オマケ
題して、「経年劣化対策」
対策その1
隠蔽する

不敵な笑みを浮かべるシルヴィアン容疑者

対策その2
路線変更する

かつての清純派時代

対策その3
修復する

対策その4
開き直る
http://www.asahi.com/culture/music/TKY200601120242.html

今日の1曲
デヴィッドではなく…なぜかこの曲
Casablanca「カサブランカ」/Bertie Higgins

カサブランカ

アーティスト: バーティー・ヒギンズ
出版社/メーカー: ソニーミュージックエンタテインメント
発売日: 1997/07/21
メディア: CD

オマケのオマケ
新企画です
モバサム流悪魔事典(通称「悪魔のいる音楽史」)その1
魔人デイヴィッド

ヨーロッパ全土には、ジプシーの旅芸人が放浪していた。
彼らの中には、ヴァイオリンを狂ったように奏で、人々を惑乱と陶酔に誘う者がいた。
彼は人ならず魔性の者であった。
骸骨のヴァイオリン弾きは、死の舞踏を舞わせる。

by金子一馬(日本一の悪魔絵師)
装備は、もちろんストラディバリ

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2006-04-08 23:53 nice!(5) コメント(8) トラックバック(5)
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新作、まだ買ってません。試聴したらジャズな感じで良かったですね。
それにしてもデビシル、これが文化人なんですか。何だか三浦○義みたい。
by yubeshi (2006-04-09 02:21)

Ｊａｐａｎかぁ、なつかしいですね...。でもあんまり聴いた記憶がないや。
最後のオマケが凝っていて、楽しんでしまいました！
by (2006-04-09 12:56)

驚きました＜デビシル
時はいたずらにすぎているだけではナイのですね（＾＾;）
（いや？いたずらすぎる？？？）

＞当ブログの準主役級とも言えるデヴィッドがこんな扱いとは…

そうだったんですね！敬礼！
by (2006-04-09 13:13)

＞yubeshiさん
ジャズですか?　苦手かも…
買ったら、レポートお願いします。

＞あきつさん
JAPAN聞いてないですか?
ミーハーじゃなかったんですね(笑)
オマケは、「その1」って言ってるくらいだからシリーズ化します

＞mokuseiさん
デヴィッドの本名は、本田拓人と言います(笑)
by モバサム41 (2006-04-09 20:26)