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OLE!ELO [ミュージック]


タイトルは回文です(笑)

あまりにもうじゃらうじゃら湧いて出てくるんで「ついてけね~ぜ」と疎外感に浸ってた、というか財源不足の屈辱感に打ちのめされていたんですが…この紙ジャケは、ぜがぴでも買わずばなりませぬ(最近舌が回りません、パーキンソン病かも…)

ELO=エレクトリック・ライト・オーケストラの紙ジャケ

エレクトリック・ライト・オーケストラ(紙ジャケット仕様) 1971
E.L.O.2 (紙ジャケット仕様) 1973
第三世界の曙 (紙ジャケット仕様) 1973
エルドラド (紙ジャケット仕様) 1974
フェイス・ザ・ミュージック (紙ジャケット仕様) 1975
オーロラの救世主 (紙ジャケット仕様) 1976
アウト・オブ・ザ・ブルー (紙ジャケット仕様) 1977
ディスカバリー (紙ジャケット仕様) 1979
タイム (紙ジャケット仕様) 1981
シークレット・メッセージ (紙ジャケット仕様) 1983
バランス・オブ・パワー (紙ジャケット仕様) 1986

毎度のことですが、ソニー盤に比べて東芝EMI盤の価格が高いのは…
ま、今回ばかりは、武士の情けで許してあげましょう、東芝が音楽事業から撤退ってことなんで

それにしても、腑に落ちないのは…今回『アウト・オブ・ザ・ブルー』が30周年記念盤ってことで、大フイーチャーされてること
いつからこのアルバムがELOの最高傑作になってしまったんだか…きっとにわかファンが謀反を企てたにちがいありません
だって、この2枚組と来たら(当時2枚組を買えなかった恨みつらみから言うのではありませんが)、シングル盤は不発(「ターン・トゥ・ストーン」13位、「スウィート・トーキン・ウーマン」17位、「ミスター・ブルー・スカイ」35位、「哀愁の果て」75位)…アルバム・チャート4位というのは大健闘かもしれませんが、それでもカバーできない失態です(シングル盤の最高順位だけで判断しちゃうのが、チャート・マニアの悲しき性…笑)
それに、2枚組で出したってのが、そもそも大きな間違いだったのかも
ELOって、曲のヴァリエーションがそんなに豊富じゃない、っていうかはっきり言うとたったの3パターンしかないんで、もう途中で飽きちゃて飽きちゃって
いったいどこのどいつだ? 『アウト・オブ・ザ・ブルー』が最高傑作だなんて言ったにわか野郎は…

えっ、あ、あなたでしたか…
なんと、ご本人自ら、ジェフ・リンさん…
う~ん、まだまだ修業が足りませんよ、初代リーダー=ロイ・ウッドの下でもうちょっと下積みした方が良かったかも…

というわけで、今日の1曲
Evil Woman「イヴィル・ウーマン」/Electric Light Orchestra
もっともELOらしい曲っていったら、やっぱりこれでしょ
地味な曲に思えるかもしれませんが、背後でスパークするジェフ・リンの才能にゾクゾクしちゃいます
小粋なメロディ、アレンジは選りすぐりの要素の神妙なブレンド、もちろん忘れちゃいけないロック入り!
http://www.youtube.com/watch?v=2xphpdgQSOQ

ついでなんで、ELOの他のパターンの曲についても触れておくと
バラードは絶妙です(典型は「不思議な魔術」)
ただし、ヒット曲の「テレフォン・ライン」以降は抑制が効かなくなって甘口過ぎる
また、シンプルなロックンロールについては、邪念なしにやってた頃は良かったんですが…
(おそらく営業サイドの指示があったのでしょう)想定外の大ヒット曲「ドント・ブリング・ミー・ダウン」以降、二番煎じのシングル・カットが増えちゃったのも事実

ってことで、やっぱり彼らのベストは、電気椅子ジャケットの『フェイス・ザ・ミュージック』かな
あと、『タイム』も、今回聞き直してみたら意外と良かった
特に冒頭の「プロローグ」から「電車男トワイライト」、「ロストワールド2095」までの電脳3部作はほぼ無敵、『アウト・オブ・ザ・ブルー』の“雨の日のコンチェルト”を軽く凌駕しちゃってる

そうそう、うちのblogの掟で、同一アルバムを4枚以上所有することになったら見せびらかすことになってたんで、仕方なくここでやっておきます
新たに2つのアルバムが認定

(上)エレクトリック・ライト・オーケストラ (1st)
アナログ盤(輸入盤) EMI/HARVEST SHVL 797
邦題「ノー・アンサー」 CBS/SONY CSCS 6026
デビュー30周年記念盤 “ファースト・ライト・シリーズ”第1弾 東芝EMI TOCP-65955・56
紙ジャケット仕様 東芝EMI TOCP-70062
(下)E.L.O.2 (2nd)
アナログ盤(輸入盤) HEMI/HARVEST 1A 038 1575341
邦題「E.L.O.Ⅱ」 CBS/SONY CSCS 6027
邦題「ELO 2」 “ファースト・ライト・シリーズ”第2弾 東芝EMI TOCP-67162・63
紙ジャケット仕様 東芝EMI TOCP-70063

他に、

(上)ファースト・ムーヴメント 東芝EMI CP28-1001
1stと2ndからのベスト・トラック+シングル「ショウダウン」
(下)アーリーELO 東芝EMI TOCP-3412・13
1st+2nd+3枚のシングル+レア・ヴァージョン+未発表デモ等
…収録曲、重複しまくってます(笑)

過去のELOネタも、ぜひどうぞ
ELO“Afterglow”
ELO“Flashback”

さて、ここでいきなり結論です
『アウト・オブ・ザ・ブルー』の意義は、結局これ(だけ)でした

円盤組み立てキット付き…(1番下)
う~ん、この復刻は…うちのblogでフィギュア化を訴え続けてきた甲斐があったというものです(次は、いよいよ海洋堂ヴァージョンでお願いします)

で、さっそく拡大コピーして厚紙に貼り付け、組み立てて見せびらかしてやるつもりでしたが…

カラーコピー高いし、ミシン目どこに入れたら良いのかわかんないし…
「あ~あ、めんどくせ~」ってことで…
blog開設当初の、夢と希望に満ちあふれポジティブな自分はすっかりいなくなっていることに気づきました(笑)
というわけで、ソニーのサイトから堂々とパクッてきたこちらの画像でお許しください

なんなら、ご自分で作ってもいいですよ、拡大コピーしてどんどん量産しちゃってください

ふ~
てなこと言っても、うちのblogに集まるような粘着気質の人たち(blogの主がこんなにすっきりさわやか系だというのに…)が納得してくれるはずもないか…

え~い、仕方がない
代役で特別ゲスト(宇宙船)を呼んでおきます
大物です
どうぞ

今は亡き、S.I.D.バレットさん


今は亡き、S.I.D.ヴィシャスさん

マイケル・シェンカー率いるUFOってのもありましたが、あまりに安直ヒネリ不足なのでボツとなりました

詳しくは、こちらをどうぞ
もちろん、通常の食玩版は完全制覇しております
…が、アルティメイト・コレクションは、さすがの私も断念しました
エリス中尉持ってるからいいや、2ヴァージョンとも

今日のもう1曲
Hide And Seek「ハイド・アンド・シーク」/Imogen Heap
ELOときたらヴォコーダーですが、今時こんな人も使ってました
いい曲です、ルックスいまいちだけど…
http://www.youtube.com/watch?v=5cpSv2mNhhc

ひとりごと~Speak For Yourself~

ひとりごと~Speak For Yourself~

  • アーティスト: イモージェン・ヒープ
  • 出版社/メーカー: ソニーミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 2007/03/21
  • メディア: CD


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コメント 7

yubeshi

すっきりさわやかな暗黒帝王のブログに粘着気質の読者としてお邪魔致します(笑)
やはりご購入済みでしたか、きっと買ってるだろうなぁと思っていました(もちろん私もBOWIE様の『神』ジャケで破産宣告を受けています)
サングラス取ったジェフリンって初めて見ました。サングラスがあっても無くてもデイブスチュワートのコスプレをされているんですね(爆)
by yubeshi (2007-04-14 22:11) 

モバサム41

yubeshiさん、コメントどうも。
東芝EMI が財政再建のために、最後の逆襲(主要アーティストの総紙ジャケ化)やらかしそうで(予想価格は@¥3,000…)恐怖に震えてます。
by モバサム41 (2007-04-15 00:42) 

sknys

モバサム閣下、こんばんは。
「俺!エロ」って、そのまんまじゃないですか^^;
ELOは兎も角、ゆべし准男爵も含めて皆さん「紙ジャケ」好きですねぇ〜。

アナログ盤とCDは全く別のメディア
‥‥ミニ帯を巻いた年増女の「媚態ジャケ」には魅力を感じません。
省スペースなら、プラケースの3分の1にダイエット出来る
ソフトケースの方が実用的です。

Jeff LynneはThe Beatlesの「新曲」や
George Harrisonの「遺作」に貢献しました。
それが音楽的に良かったのかどうかは、また別の話ですが
(マジ・コメントになっちゃったよ!)。

P.S. TVの深夜枠で放映される『黒いチューリップ』が愉しみです^^
by sknys (2007-04-15 21:25) 

parlophone

うんうん、情熱あふれる記事でした(笑。

あまり熱心に聴いていないので(…まだ2枚だけ^^;)、聴いてみたくなりました。

>ヒット曲の「テレフォン・ライン」以降は抑制が効かなくなって甘口過ぎる

そうなんですか~。
ちょっとカロリー摂取に気をつけながら聴いてみますね(笑。

トラバさせていただきます、よろしくで~す。
by parlophone (2007-04-15 21:27) 

モバサム41

>sknysさん
「俺!エロ」は、ないでしょ!(笑)
OLE!ELOというのは、1976年に出たベスト盤(日本未発売)のタイトルです。ELOファンなら皆知ってるんですよ(多分)。
『黒チュー』は、もう少し早く教えてくれてたら、ネタ探して記念記事書いたのに…

>parlophoneさん
私にとって、ELOは英国流ひねったポップ・ロックを聞かせてくれる大好きなバンドの一つです。
FAB4には及びませんが、10ccやスパークスより評価は上です。
by モバサム41 (2007-04-17 00:31) 

yubeshi

こんばんは。
先ほど、録画してあった黒いチューリップを見ました。
いやいや、「マリーアントワネット」も「パフューム」もこれを見る為の前振りだったんですね(笑)
確かに、あれを見た後だと「閣下」とは呼び辛い・・・呼びますけど(爆)
by yubeshi (2007-04-19 00:25) 

モバサム41

「黒チュー」の反響がすごいんで(約2名)、急遽記事を書くことにします。
忙しいんだけど…(笑)
by モバサム41 (2007-04-19 19:57) 

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