プロデュースド・バイ・トレヴァー・ホーン [ミュージック]
ついでにこれも…
プロデュースド・バイ・トレヴァー・ホーン~ア・コンサート・フォー・プリンス・トラスト
CDヴァージョンは以前プロパガンダがらみでご紹介しましたが、こちらはDVDヴァージョン
トレヴァー・ホーンの芸能生活25周年を記念して、彼がプロデューサーとして絡んだアーティストを大召集、スペシャル・ライヴを実現させちゃったとのことです(2004年11月ロンドン)
で、このDVD、私は国内発売とほぼ同時(今年の2月)に購入したのですが…忙しくてまだ見ていません(笑)
いつ見られるのか皆目見当もつきません
そもそもDVDを見る習慣自体、私に備わっていないのかもしれません
本編138分+特典37分という膨大な時間の間、じ~っと画面に向かってるなんてとても無理な話です
まだ封も開けてないので誰がどんな曲やってるのかわかりませんでしたが、せめて記事にするんならそれくらいリサーチしておけよって文句言われそうなので、あわてて調べてみたところ…
1. Video killed the radio star 「ラジオスターの悲劇」/BUGGLES
2. Living in the plastic age 「プラスチックの中の未来」/BUGGLES
3. Give me back my heart 「ギブ・ミー・バック・マイ・ハート」/DOLLAR
4. Slave to the rhythm 「スレイブ・トゥ・ザ・リズム」/GRACE JONES
5. Poison arrow 「ポイズン・アロウ」/ABC
6. All of my heart 「我が心のすべてを」/ABC
7. Look of love 「ルック・オブ・ラヴ」/ABC
8. Close to the edit 「クローズ・トゥ・ジ・エディット」/ART OF NOISE
9. Dr.Mabuse 「マブーセ」/PROPAGANDA
10. Cinema 「シネマ」/YES
11. Owner of a lonely heart 「ロンリー・ハート」/YES
12. I'm a cuckoo 「アイム・ア・Cuckoo」/BELLE&SEBASTIAN
13. Step into my office 「オフィス・ベイビー」/BELLE&SEBASTIAN
14. Left to my own devices 「レフト・トゥ・マイ・オウン・ディヴァイセズ」/PET SHOP BOYS
15. It's alright 「イッツ・オールライト」/PET SHOP BOYS
16. Takes a woman to know 「テイクス・ア・ウーマン・トゥ・ノウ」/Lisa stansfield
17. All the things she said 「オール・ザ・シングス・シー・セッド」/t.A.T.u
18. Killer 「キラー」/SEAL
19. Kiss from a rose 「キス・フロム・ア・ローズ」/SEAL
20. Crazy 「クレイジー」/SEAL
21. Welcome to the pleasuredome 「ウェルカム・トゥ・ザ・プレジャー・ドーム」/FRANKIE GOES TO HOLLYWOOD
22. Two tribes 「トゥ・トライブス」/FRANKIE GOES TO HOLLYWOOD
23. Relax 「リラックス」/FRANKIE GOES TO HOLLYWOOD
うおお、すんげぇ見てぇ~(笑)
…というわけで、3年以内には見るつもりで前向きに検討しておきます
今回featuring トレヴァー・ホーンという形となりましたが、トレヴァー絡みなら何でもOKなどというつもりは、もちろんありません
大体、バグルズの「ラジオスター」なんて一発狙いの企画モノって認識だったし
「ロンリー・ハート」の全米No.1だって、ついにイエスもバグルズのバック・バンドかよ~と憤慨したものです
トレヴァーを見直したのは、彼が自身のレーベル、ZTTから繰り出してきた多彩な刺客たちのおかげ
で、まず先鋒、ZTT第一弾アーティストとして登場したのは、「騒音の芸術」、アート・オブ・ノイズでした
誰がアート・オブ・ノイズを…(写真はアナログ盤)
(当時としては)かなり斬新な「実験音楽」もやっていましたが、アート・オブ・ノイズで1曲あげろと言われたらやはり「モーメンツ・イン・ラヴ」かな
ここで今日の1曲
Moments In Love 「モーメンツ・イン・ラヴ」/Art Of Noise
この曲は、以前生涯ベスト5に選定したこともあるのですが、とにかく大傑作
彼らにとってもお気に入りで、「モーメンツ・イン・ラヴ」のモチーフは繰り返し登場します
編集盤「DAFT」に収められているLoveと(Three Fingers Of) Loveの2曲がそうで、とってもおしゃれなアレンジに仕上がってます
DAFT
ちなみに、このジャケット、モバサム41の第2期プロフ写真として使用されておりました
「モーメンツ・イン・ラヴ」ですが、(前にも述べましたが)できたら12インチ・シングル「イントゥ・バトル」に収められた約15分のロング・ヴァージョンで聞いてみてください
中間部の暴力的なノイズが、幻想的な曲をいっそう美しく引き立てます
イントゥ・バトル (アナログ盤12インチ・シングル)
イントゥ・バトル 20th Anniversary Edition
映像は、ライヴでどうぞ
http://www.youtube.com/watch?v=RW6V8ZEeP4k
ヴァリアントの「ラヴ」も
http://www.youtube.com/watch?v=gu4R0OX4Flo
その後、ZTTレーベルからは二番手としてフランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッド、そして三番手としてドイツ出身プロパガンダが登場しますが、特にFGTHのイギリスでの人気ときたら凄まじいものでした(80年代ロック史の復習)
ところで、DVDですが、(まだ見てないのに言っちゃいますが)文句がないわけではありません
だって、あの人がいないじゃないですか…
ZTTの歌姫、フランス人のアン・ピガール
異邦人 (アナログ盤12インチ・シングル)
この人のデビューも話題になりました
日本でも、「異邦人」はCMソングに採用されて結構人気ありましたが…
青春の彷徨
なぜかアルバム1枚きりで消えてしまい、失踪…
ホントのStrangerとなってしまいました
最後に、今日のもう1曲
Hé Stranger 「異邦人」/Anne Pigalle
って事は閣下よりも先に私が見てしまったって事ですね・・・・YouTubeで部分的にだけど(笑)
閣下が当分見ない事を前提でネタバレ書いちゃうと、「ラジオスターの悲劇」は絶品です。あと、FGTHはボーカルが別の人です(確かHIVポジティブになって引退したと思います)。
AONやプロパガンダが出演していたのは知りませんでした(ライブやってた事も初めて知りました)。見たら感想聞かせて下さい。でも・・・いつになる事やら(爆)
by yubeshi (2007-11-25 23:11)
今日参加したイベントでArt Of Noise、Anne Pigalleの両方聴いてきたところだったんですよ~。あまりにもタイミングばっちしなんで、ちょいとびっくり。
Anne Pigalleって1枚だけだったんだ・・。
by 華龍 (2007-11-26 00:30)
モバサムさん、こんばんは。
Trevor Horn先生のプローデュース曲というと
〈Owner of a lonely heart〉のコケ威し音、ジャン、ジャララララン!
‥‥を一番最初に思い出します^^;
〈Moments In Love〉 の12"アナログ盤は愛聴しました。
ペラペラなスリーヴなんですが、アートワークもカッコ良かったね。
Art Of Noiseの中では、この1曲だけが傑出している。
オール・タイム・シングルBEST10に入れたいくらい‥‥。
今は無き某WAVEの閉店アナウンス曲が〈Moments In Love〉だった。
この曲を聴くとノスタルジックでセンチメンタルな気分になってしまう。
ちなみにT区中央図書館の閉館ソングは〈鉄腕アトム〉ですが^^
by sknys (2007-11-26 01:50)
>yubeshiさん
ZTT関連って、ライヴは想定外、ライヴやったとしても盛り上がりはいまいちって気がするので、見ないのかもしれません。
言い訳ですが…(笑)
>華龍さん
AONはいいとしても、アン・ピガールまでかかったとは、ちょっとビックリです。
できたら、そのイベント記事にしてみてください。
>sknysさん
AONとアン・ピガールの12インチは、私のお宝です。
プロパガンダの12インチもいっぱい出てましたが、買い逃してしまったのもあって痛恨です。
by モバサム41 (2007-11-26 23:22)
イベントと言うか、オフ会だったんですけどね。
下記のブログの方が開催したんです。
『80’s UK NEW WAVE』
http://blog.livedoor.jp/uknw80/
覗いてみてください。
by 華龍 (2007-11-27 22:47)
このサイトは覗いたことあります。
確か、華龍さんのブログ経由だったと思います。
大阪ですか…
by モバサム41 (2007-11-28 00:22)