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人間はワニである [ひとりごと]




アーサー・ケストラーは、その著書の中で「人間は本来ワニだ」という意味のことをいっている。
つまり、私たち人間は、自分たちは脳がものすごく発達していて、ずばぬけて頭のよい動物だと思っている。それはたしかにその通りであるが、よく考えてみると、実はその発達しているのは大脳の中の新皮質と呼ばれる進化的にはごく新しい部分だけであるということがわかる。人間の言語とか文化というものは、この部分が急速に発達したおかげでできあがったものだ。だが、個々の感情や行動は、大脳の中のもっとも古い部分、旧皮質によって左右されている。この部分が「古い」というのは、それが古く爬虫類の時代から存在し、今と同じように感情や行動を司っていたからである。つまり、脳のこの部分は爬虫類の中でもっとも古くからいるといわれるワニの時代から存在したもので、いわばワニの脳とあまり変わりはないのである。好き嫌いとか、怒りとか、愛着とか、喜びとか、悲しみとかいう、動物(そして人間)の日常生活にもっとも基本的で、もっとも重要な情緒は、脳のこの部分で生まれる。
よく考えてみれば、私たち人間は、みなこれらの感情のもとづいて動いている。脳の新皮質がどのように理路整然とした言葉で説明しようとしても、ワニの脳が嫌いといえば、どうしようもないのだ。それを言葉で説明することはできない。
一生懸命説得されても、言っていることはわかるがどうも納得がいかない、何かがちがう、といことがしばしばある。それは、自分の中にいるワニが相手を嫌っているのだが、私たちはそれに気がつかずに、その嫌いな理由を「人間の脳」である新皮質を通した言葉を使って相手に伝えようとする。けれど相手の方のワニもこちらをいいと思っていないから、言葉はそこまで伝わらない。
理屈で話し合えばわかる、というのは幻想に近い。人間は要するにワニなのである。
日高敏隆『ワニはいかにして愛を語り合うか』より

予兆はあったのですが…
ついにソニータイマー発動、炸裂、被弾
右舷後方、第198から202装甲板全層破損で、右舷後方主エンジン、出力15%まで低下、第4番から6番までの主砲は使用不能、さらに船首第79から81装甲板も二層まで破損…となってしまいました

SN310501.JPG

こちらを参考にしながら、懸命の修復作業を続けていますが、どうも手順通りにはうまくいかない
主エンジン(=Type HX)の出力回復は難しいようです
せめて内装データだけでも救出できればいいのですが…無理かな

SN310503.JPG

現在は、補助エンジン(=Type T)に切り替え減速航行中ですが、重厚長大blogを維持するのが困難な状況になってきました
ま、戦線離脱するつもりはさらさらないのですが、今まで以上に間断な出撃になってしまうのは止むを得ない…ということで、どうかご了承ください

今日の1曲
Everybody's Got To Learn Sometime 「永遠の想い」/The Korgis
いわゆる一発屋さんですが、日本では根強い人気を誇ります
秋になると、無性に聞きたくなる曲です(1980年10月全米18位まで上昇)
http://www.youtube.com/watch?v=JSwIS7GOiZs&feature=related

コレクション

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  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ヴィヴィッド
  • 発売日: 2005/09/21
  • メディア: CD



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