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紙ジャケ2008 part1 [ミュージック]




年に一度きり許された、読者放置の至福の瞬間、年間チャートの発表の時がやって参りました
が、しかし…
新譜を購入しない私に年間チャートなど発表する資格はないんだ~と今頃になってようやく気づいてしまいました
なので、今回は趣向を変えて、紙ジャケに特化専念
2008年に私が入手した紙ジャケものを紹介することに致します

2枚以上購入したアーティストからということで、まずはPFMの登場です
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幻の映像
甦る世界
PFM(プレミアータ・フォルネリア・マルコーニ)はイタリア出身のプログレッシヴ・ロック・バンドですが、ELPの設立したマンティコア・レーベルから1973年に世界進出を果たします(「ロック史」基本中の基本)
特別価格1,500円に見事につられて買ってしまいました

続いて、ギリシアの歌姫ハリス・アレクシーウ
2004年発表のベスト盤についてはすでに紹介しましたが、結局2006年盤も購入
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アンソロジー
酸っぱいチェリーと苦いオレンジ
この『酸っぱいチェリーと苦いオレンジ』は、ハリス・アレクシーウのスタジオ録音(今のところ)最新作ですが、予想外の充実ぶりで、大きな収穫となりました
…でも、新譜のいきなり紙ジャケ化は、やっぱりやめてください(割高なので…)

アラン・パーソンズ・プロジェクトも10作品がついに紙ジャケ化
で、そのうち2枚をゲット
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イヴの肖像
アイ・イン・ザ・スカイ
(1stの『怪奇と幻想の物語 ~エドガー・アラン・ポーの世界~』は特別出演です、こちらの記事も参考にどうぞ)
SHM-CDは(割高なので)極力買いたくないのですが、なかなか売れてるようなので、マウンテンやカンサスの悪夢(即sold outで廃盤)が頭をよぎり、早めに入手してしまいました

フォリナー紙ジャケは2枚買い増し
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プロヴォカトゥール(煽動)
インサイド・インフォメーション
(1st~4thは特別出演です)
2007年に出た紙ジャケですが、去年5thと6thを追加購入
これでフォリナーのアトランティック・レーベル時代の作品は、ベスト以外制覇となりました
なお、フォリナーはアトランティックで2番目に売れたバンド(1位はレッド・ツェッペリン)、アルバムごとの売上げでは『4』がアトランティック第1位です(「ロック史」の基本です)

パティ・スミスも2枚買い増し
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ドリーム・オブ・ライフ
ゴーン・アゲイン
(1st~4thは特別出演)
あと2作品(『ピース・アンド・ノイズ』と『ガン・ホー』)でついに紙ジャケ制覇だ~と喜んでいたら、「BMG JAPAN 紙ジャケット・コレクション・ラスト・アンコール・プレス」とやらでこの年末に再発、ちょっと気が抜けてしまいました

3枚購入したのは、2組のアーティスト
まずは、フラッシュ
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フラッシュ
イン・ザ・キャン
アウト・オブ・アワ・ハンズ
フラッシュは、イエスを脱退したピーター・バンクスが結成した英国産のバンドです
で、今どきこんなマイナー・バンドの存在を誰が知ってるんだと思っていたら、紙ジャケの売れ行きは好調、メーカーではすでに品切れ廃盤のようです
伝説のエロ・ジャケ(「ロック史」の基本)を皆さん覚えていたようです

プリティ・シングスも3枚
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パラシュート +6
シルク・トーピード
サヴェージ・アイ
プリティ・シングスは歴史の古いバンドですが(エリック・クラプトンのヤードバーズと同時期にロンドンで結成)、1970年代にはレッド・ツェッペリンの設立したスワン・ソング・レーベルに移籍し世間を騒がせます(「ロック史」の基本中の基本です)

そして、4枚購入したのが、ムーディー・ブルース
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夢幻
童夢
セヴンス・ソジャーン
魂の叫び +1
(プログレ転向後の第1作目『デイズ・オブ・フューチャー・パスト』は、特別出演です)
SHM-CDは極力購入したくないので、昔出た紙ジャケをオークションで買い漁ってしまいました
1881年発表の『魂の叫び』については、今回が初紙ジャケ化なので仕方なくSHM-CDで購入
誰がなんと言おうと彼らの最高傑作は、この『魂の叫び』です

さて、2008年紙ジャケNo.1に行く前に、たったの1枚だけ購入した群小(?)アーティストも一応紹介しておきます
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購入順に、ジェファーソン・スターシップ、デヴィッド・ボウイ、ビョーク、エリオット・マーフィー、ブルース・スプリングスティーン、ケイト・ブッシュ、ユーライア・ヒープ、ゴブリン、スティーリー・ダン、レッド・ツェッペリン、タンジェリン・ドリーム、ユートピア、チリワック、デュラン・デュラン、ハート、ピーター・フランプトン、アージェント、ウィッシュボーン・アッシュ
今後ネタとして使う予定のものもいくつかありますので、どうぞご期待ください

では、いよいよ2008年紙ジャケNo.1アーティストの発表です
(ちなみに、枚数だけでカウントすると、2007年はELOとポリスが同点1位、2006年はELOが単独1位でした)
2008年のNo.1は…
うちの熱心な読者ならもうおわかりだと思います
当blogの準レギュラーともいうべきイニシャルB.B.率いる…
トレード・マークは、目玉おやじの…
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アインシュテュルツェンデ・ノイバウテン
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コラプス(崩壊)
患者O・Tのスケッチ
ハルバー・メンシュ(半分人間)
上向地震波上五
嘘の館
アレス・ヴィーダー・オッフェン

紙ジャケ第1弾発売時に『コラプス(崩壊)』へのトリビュート記事を書き、続いて第2弾発売時には『ハルバー・メンシュ(半分人間)』へのトリビュート記事も企画しましたが、結局果たせませんでした
とりあえず、この記事でそれに代えさせていただきます

今日の1曲
Z.N.S. /Einstürzende Neubauten
もちろん、『ハルバー・メンシュ(半分人間)』から
信じられないかもしれませんが、このアルバムの発表時(1985年)ノイバウテンは日本でもアイドル扱いでした
http://jp.youtube.com/watch?v=zUHCl4TUdTA&feature=related
石井聡互との対決も歴史に残る名勝負となりました

映像作品はこちら↓
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リスン・ウィズ・ペイン
リーベスリーダー

P.S.
「紙ジャケ2008 part2」も一応あります


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コメント 2

sknys

モバサムさん、こんばんは。
莫大な巨費を投じた「ヘリウッド大作」ですねぇ〜^^
フォリナーのアナログ盤は3〜4枚持っています。
高音質CD(紙ジャケ)で買い直そうとは全く思いませんが‥‥。
パティ・スミスのカヴァ・アルバムを某閉店セールで買いました。

ノイバウテンのPVは麿赤児率いる大駱駝艦との共演ですね。
そうそう、Talking Headsの紙ジャケ6種(SHM-CD)が出るらしい。
目玉はラウシェンバーグがデザインした「透明パッケージ」だとか
‥‥でも、それは「紙ジャケ」じゃないでしょ?
by sknys (2009-01-13 23:19) 

モバサム41

sknysさんがフォリナーを聞いていたとは…ちょっと見直しましたよ(笑)
でも、まだまだ物足りないな。
私なんて、アナログ盤、CD通常盤、そして紙ジャケと3枚目ですから。
「透明パッケージ」は、カーヴド・エア紙ジャケがすでにやっちゃってますね。
by モバサム41 (2009-01-14 01:20) 

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